*ゆうぐれの青空
高1-夏、予選開始付近
先にメールで部活帰りに寄ることを知らせておいたからか、曲がり角から覗いた浜田の部屋には明かりが灯り、泉に主の在宅を教えてくれていた。
外灯の影になって薄暗い塀の中へ自転車を乗り入れると、ぬかるんだ時に付いてそのまま固まった轍と小石、頑丈な根の雑草に車輪が取られて、ハンドルを握った手元がガタガタと不安定に揺れる。
それを乗越えるとすぐ先は、コンクリートを敷いた基礎の上だ。
泉は平坦に均された、その端の方に自転車を停めた。
郵便受けの真上に取り付けられた明滅する蛍光灯の下を通り、灰色の塗料のそこかしこから錆が浮いた鉄製の階段を二階まで昇る。折れた通路の奥から二つ目が目指す部屋だ。
大きく鳴った足音で気が付いたのか、上りきって通路を曲がった時にはもう、見慣れた薄い色の頭がドアからひょっこり覗いていた。
泉は浜田の鼻面に、預かりものの紙袋を差し出す。
「これ、モモカンから、父母会撮影分のコピーな」
「へー、結構あるなあ……。まあ、できた分から渡していけば大丈夫か。上がってく?」
勧められるまま靴を脱いで上がりかまちに足を掛けると、先に入ってしまった浜田の背中が視界から退いて、狭い部屋の中が見渡せた。
浜田の部屋は両側に窓が設えてあるため風通しが良く、夏でも意外と涼しい。
この部屋に来るのは三回目。
最初は9組の教室で衝撃の再会を果たした日。
しまりのない笑顔で「留年した」と言ってのけた『コトの真相』を確かめるため。
連行するみたいにして浜田の自宅付近まで連れ帰ろうとしたら、以前とは家が違うのだ。
その多少ややこしい事情を聞いていたお陰で、結局留年の真相を確かめることはできないまま、その日は帰された。
その次が抽選の日。
応援団をやりたいなんて言い出すものだから、この恍けた元先輩が今度はどんな戯言を言い出したのかと、苛々した不満の塊みたいになって部活の帰りにその足で押しかけた。
玄関の前では仕入れたばかりのでかい布を抱えた浜田に遭遇した。「野球はもうできないけれど、その分泉達の応援がんばるからな」と満面の笑顔で横断幕用の布を披露され、がっくりと肩を落として何も言えずに帰ったのが二回目だ。
浜田の家。
前は隣の丁にあって、それは今よりもずっと泉の家に近かった。
「泉、これって優先順位?」
5本のテープを縦にそろえ直しながら、浜田はシャーペン片手にタイトルを目で追っている。
早速メモを取り出した浜田の向かいに腰を下ろしかけた泉は、正面に置かれたメモの校名が対戦順とまるで違うのに気付くと、
「え? それ違げーよ」
そう浜田の隣に体をずらしてテープを覗き込んだ。
百枝から預かったままで渡したから、順番なんてまるで気にしていなかったのだ。
「こいつが急ぎ、で後この順番な」
ああ。
浜田は目の前の壁を見上げて納得顔で順番を並び替え、急ぎと言われたテープを古いデッキの中に差し込む。
部屋の広さに対して不釣合いに大きな、こちらも随分古いテレビがあって、数秒ノイズが走ったかと思うと画面に見慣れた球場の景色を映し始めた。
このテレビには見覚えがある。
それと目の前のちゃぶ台、台所のいくつかの調理器具。
みんな前の家で見たものだ。
「泉腹減らね? カレーくらいならあるよ。レトルトだけど」
「いい。オニギリ食ってるし」
「今日の具は何?」
「ツナマヨ」
「へえー、昨日はA組? B組?」
台所から冷蔵庫のパッキンの開く音がして、続けて分厚そうなガラスの音が聞えてくる。
「A、なんでそんなこと知ってんの?」
返事をしてすぐ、炭酸の入ったコップ二つと、ポテトチップスの袋を持った浜田が戻ってきた。
「この前、篠岡さん手伝ってるときに聞いた」
「裁縫道具とシャモジが様になってどうすんだよ」
ちょうど録画の遊び部分が終わって試合が始まりそうなタイミングだ。
画面の方に注意を向けつつ飲み物を置いてくれた浜田から目を移し、泉は先程浜田が見ていた壁を見上げた。
真っ白な模造紙に書き出され、広くはない壁の大半を占めているヤグラは、西浦の対戦する部分だけを途中までいくつか手書きしたもの。
見慣れた浜田の字は、小学生の頃から比べると格段に読みやすくなっている。
抽選前に来た時にはもちろん無かったものだ。
それに部屋の床、躓きそうな中途半端な位置に置かれたデッキには学校の備品シール。
もうどこから見ても『応援団長さんの部屋』って感じだ。
前に来たときには、ただ、眠るためだけの部屋だった。
「あれ? こいつ大塚?」
「誰?」
「ほらここ、レフト、大塚も野球続けてるんだ」
――も野球続けてるんだ。
『も』って誰が『も』なんだよ。オマエはやってねーじゃん。
画面の方を指差し、浜田は呑気そうな声で言った。
それを聞いた泉は少しざらついた嫌な気持になる。
映像の中にいるのは中学時代同じ野球部にいた浜田の同級生。
懸命にボールを追っている姿が、カメラから遠い位置に映っていた。
「よくわかるな。そんな小さく映ってんのに」
「そりゃ3年間一緒だったからな、ああオレ、泉もちゃんと判るよ」
「いらねえ」
懐かしそうに相好を崩す浜田の横顔を見ていると、泉は少なからずむっとして口を尖らせた。
同じように気楽そうな声で
――は野球辞めたんだ。
春、泉に向かって浜田はさらっと言ってのけた。
懐いていた後輩がどう思っているのか、まるで無頓着な様子で、ちっとも気遣いの無い一言だった。
みんなが同じ気持を抱き一丸になるように。
野球に限らずチームで結果を競う活動内容の部では、毎日毎日、集団の意識を揃える事を教えられる。
だからたとえ引退した相手であっても、あまりに温度差のある言葉を投げられると結構堪えるのだ。
がむしゃらに野球が好きだった浜田なら、そんなこと考えなくても分かるはずだと思っていたから、この無神経さには泉も心底落胆した。
悲しいとか寂しいとか、そんな気持もあったけれど、それを認めるのはかなり癪に障る。だからその時の泉は、浜田の全部をひっくるめにして、ただ腹を立てていた。
援団の話が出た時にもここに来る道中、同じような気持になった。
本当に戻るつもりがないのだと、改めて聞かされたように思ったからだ。
始終クラスで顔を合わせているから、さすがに慣れてはきたけれど、どうせ何言ったって浜田はこの調子。
無駄なこと考えるのは止そう、といつも思う。
気を紛らわせようと出された炭酸に口を付け、泉は見慣れない色の液体を口に含んだ。
それは薄いピンク色、というのか、少し紫がかった変な色をしている。
口に広がるのはかき氷のシロップみたいな、近頃珍しいなんとも言えない味。
「……甘っ! 浜田これ何??」
「え? ああ、なんか新発売らしい、そんなに甘いか?」
怪訝そうに泉の差し出した上澄みを啜った浜田も微妙な顔をする。
「出たばっかりのは失敗するんだから、味知ってるヤツ買えよな」
「わり」
浜田が笑った時に吐いた息や表情が穏やかで、よけい気に障る。
人当たりの柔らかい人間ほど、憤りを覚えたときに腹の立つ相手はない。
もうその顔ほんとに他所に向けててくれ。マジでイラつく。
泉は一旦ぎゅっと音がしそうなくらい強く両目を瞑ると、
「分析に戻れ」
すぐ近くに顔を寄せていた浜田の顎を掌で突き上げた。
そっくり返った喉から、ぐぅと唸る声がしたと思った途端、反射で飛んできた大きな掌が泉の額を押さえにくる。
「痛えだろ泉! 掌底突くなよ」
このまま掴まれたらモモカンの金剛輪みたいで嫌かもしれない。
そんな風に思うと、少し気分が軽くなった。
「試合進んでるだろ、長いこと目え離してんじゃねえよ」
顔をテレビの方に押しやられた格好で浜田が口を尖らせた。
「このヤロ、泉のくせに生意気だ」
顎を突き上げたままの腕が浜田の手に取られてはっとすると、悪いことを思いついた子供みたいに目を輝かせた顔が泉を見下ろしていた。
「泉は口より先に手が出る癖、中学で治んなかったな――っ」
「いっ……げぇっ」
頭と腕を押さえられた反動で床に転がされた拍子、ミシッともゴツンとも突かない音が後頭部で鳴り、泉は顔をしかめた。
「やめろって重いだろ!!」
「はっはっはーっ。オレから逃げ出せるなんて思ったら甘いぞ泉!」
軽く体を翻された事に腹を立てて、泉は空いた片手と足を振り回す。
「特撮の悪役みたいな喋り方するなバカ!」
けれどその反応が悪かったのか、余計調子に乗った浜田が器用な様子で、何度か泉の体を抱え直すように引っ張り、またたく間に手足を畳ませると体の下にすっかり納めてしまった。
横倒しに丸められた自分が格好悪くて腹立たしかったけれど、それ以上に悪ふざけの過ぎる浜田も、まるでしつけの悪い犬みたいだ。
「泉降参する?」
「バっ……どっちがガキだ」
体が圧迫され、上げた声が細く掠れた。
肺に掛かる重みに負けながら、それでもいつかの昼食時に受けたお子様扱いを蒸し返して文句を言えば、満足そうに浜田が笑った。
浜田ん家、おじさんプロレスの真似みたいなこと好きだったからな。
揉みくちゃにされて朦朧となった頭で、泉はそんなことを思い出していた。
他所の子供だというのに、浜田と一緒に容赦なく泉を振り回した浜田の父。
今は九州に離れて住んでいる。
泉の父も兄も、家でそんな構い方をしてきたりはしなかったから、泉はそんな浜田の父が大好きだった。
浜田は父子揃ってよく似た性格をしていた。
ただ親父の方が格段にあしらいは上手く、今みたいに押し潰されて息苦しい思いをさせられた事はない。
浜田の父は体の大きな人だったし、泉は泉で中学に入って急に背が伸びるまで、必ずクラスの低い方から2、3人目にいるくらい小さかったから、もちろん容赦なくとは言っても、泉には手加減がされ、自分の息子の方には遠慮なく技が掛かっていた。
浜田の父は当時まだ小さかった泉の体を軽々抱え上げて丸め込むと、膝と、大きな腕と顔ですっかり周りを囲い、決まって頭を床の方に下げた。
そうされると頭の方に血が上ってあまり長く足掻けない。
浜田の父は適当な力を籠めてぎゅうっと抱きしめてくると、くっつき合うくらいに顔を寄せて、
『こーちゃん降参か? 降参か?』
よくそう言って笑っていたものだ。
そうそう、こんな感じ……。
「降参? 泉」
近えよ。
「うっぜ」
「泉、降参しろって」
体が揺すれて更に圧し掛かるものだから、一層重い。
「あんまり顔寄せるな」
「だってこうしたら泉、親父にすぐ折れてたでしょ」
「いやオマエは浜田のおじさんじゃないし無理」
「降参してよ」
「やだね、浜田が放せよ」
体がすっぽり包まれるほどの体格差は当然ないものの、頭を顎で捕まえられていたから、まぶたの上には浜田の首がしっかりと乗っている。
浜田が笑ったり喋ったりするたびに肌に伝わる振動がこそば痒くて、泉はしばらく身を捩っていたけれど、どれだけ待っても放してくれそうになかった。
降参するのも許せないし、それに重いし、暴れて疲れた――。
しばらくしてから、事実上降参したように大人しく片目を開ける。ちゃぶ台の下からは、テレビに映るグラウンドだけが辛うじて見えた。
ついさっきまで暴れないよう真上に圧し掛かっていた浜田は、いつの間にか背後の床に肩をついていたから、今はさほど重さを感じない。浜田の方でもやはり暴れて疲れたのか、泉を抱えたまま黙って床に伸びていた。
テレビからは高い金属音が聞えて、歓声が小さく上がっている。
音が遠いのはボリュームを絞っているからだろうけれど、時折外で聞える話し声や、エンジンの音も泉には遠く感じられた。
ぴたりと塞がれた耳から、すぐ近くで振動を伴った音がするからだろう。
ゆっくりまぶたを閉じると、他の音が届かないくらいにしっかりと伝わる心臓の動く音。
居心地のよさを感じるくらい、昔からよく知っている匂いと体温。
こんなに近くに居られると、浜田以外の周りのもの、みんなが無くなったみたいで、なんとなく浜田の事だけ考えてしまう。
「いつまでこうしてんの?」
「うん、なんか眠くなってきた」
潜めたような声が本当に眠そうで、自分まで釣られてそんな気になる。
泉は部活で散々体を酷使した帰りだし、浜田もバイトだったのだから床に寝転がったりしては眠くなるのも当たり前だろう。
きっと本当なら招きを断って、玄関先で帰れば良かったのだと思う。
「ありえねぇ……人を押し潰したまま寝るな……。どけ……」
抗議しながらも大人しく抱え込まれたまま視線をテレビに向けると、そこからは相変わらず歓声と、ボールを扱う音、審判の声がする。
柔らかい青空の中に高く飛び込む白球に同じ歓声を上げていたかった。
こいつとはテレビに映ってるみたいな、グラウンドの中でまた会いたかったのに。
自分が感傷的になるところじゃないと思うから、あまり意識しないようにしていたいというのに、泉は他に気を向けるものがない。
浜田は一言も言わないけど、バイトで部活をしているような時間なんてないだろうし、練習しないから体もついていかないって言っていたし。
それに泉の体の下に敷かれた浜田の右腕には、故障を放置したままの肘がある。
これも浜田が野球をやらない原因の一つ。
でもこれだけは、泉は理由として認めていなかった。
治らないものを『治らない』と認める勇気も無い泉自身を棚上げに、肘は野球を辞めた自分への言い訳に、浜田がわざと残したよう思っていたからだ。
それでもつい胸の上辺りに巻き付いたままの右腕に触ってしまうと、
「うん?」
頭上で今にも眠ってしまいそうな浜田の声がした。
泉は気まずい思いで慌てて手を引く。
「肘さあ、なんで医者に診て貰わねえの?」
聞きたくないと思っていたのに、他の言葉が浮かばなくて、泉は少し咎めるような低い声で尋ねてみた。
返事は期待していないし、できれば余計なことは言わないで欲しい。
それを察したわけではなかっただろうけど、無言のままの浜田が少し笑った気配がした。
このまま、聞いたこともわすれてくれたらいいのに。
画面はグラウンド整備に入っているのか、ちゃぶ台の縁にトンボが見え隠れしている。
試合の見えない画面にも段々飽きてしまっていた。
「――いかな」
「え?」
迂闊に聞き返さなければ。
そう泉はすぐに心底後悔した。
言葉は聞き取れなかったはずなのに、なぜかこの部屋に来たときの、ざらざらした気持が戻ってきたから。
きっと今、浜田は自分にとって良くないことを言ったのだと妙に確信が持てた。
「泉がそうやって心配してくれんなら――」
――このままでも。
一瞬で目が冴えた。
「誰が?」
大分前から拘束を解かれていた半身を起すと、眠りに落ちそうになっていた浜田と目が合った。
さっきのも多分半分寝言。わかっているけれど。
それでも、自分までひっくるめにして言い訳にするのは我慢がならない。
「一度も心配なんてしてねえし、これからもしねえ」
言った泉本人が驚くほど低くて静かな声が腹の底から出た。
「だからオマエはとっとと医者行って肘診てもらえ」
「――泉?」
おかしな泉の態度に気付いて浜田が慌てて起き上がると、泉の片腕を手に取って宥めるように、頭にもう片手を置いた。
「はなせ、浜田」
「だってオマエ、今怒ってるだろ」
「怒ってねえから放せ」
言葉と裏腹に怒気も露わにしたまま、泉は頭上の手を振り払おうとするけれど、がっちりと押さえられていて思うようにできない。
無理矢理振ると脳が揺れそうで気持ち悪くなった。
なんだってそんな情けない顔でこっちを見るんだ。
泉は激昂しそうになるのをぐっとこらえて、自分の腕を引き抜きに掛かったがこれも外れなかった。
「怒るくらい気にしてるとは思わなかったんだって」
「気にしてねえ、オマエの心配なんて一度もしたことねえから」
尖る泉の顔を、浜田は少し笑ったみたいな困り顔で覗き込んでくる。
気まずくてよそを向いてもじっと浜田は泉の顔を見たまま無言で、長い間悪戦苦闘していた泉の方が疲れ果てて根負けするしかなかった。
「――降参」
聞き取れなかった浜田が問い返すように少し眉を上げた。
「降参するってば、だから放せよ」
「泉怒るのやめる?」
「やめるよ……って、なにニヤ付いてんだ? マジうざい」
「うん、いや、言うとまた怒るけど」
「もうそんな元気ねえよ」
もう、本当の本当にぐったりとしてしまった。
「ほんと嬉しかったから」
「っは!?」
浜田が満面の笑みで言った言葉に、とっさに顔から火が出そうになる。
「浜田! オマエやっぱりバカ!?」
そんな風に手放しの笑顔を向けられたら、どうしていいか分からずに、消えてしまいたくなるじゃないか。
とにかく一旦離れたくて、泉は渾身の蹴りを入れたけれど、癪なことに腕の間で上手く止められて、狙った鳩尾までは入らなかった。
今、ちょっと浜田の顔が見辛くて視線が泳ぐ。
「泉、泣くなー」
それなのに、浜田が髪をくしゃくしゃと混ぜてくると、泉は鬱陶しいと思う同じくらいに安心した。
「いや、泣いてねーし……」
「……マジ? なら少しくらい泣いて」
「泣かねーし? 泣いてねーし! よく見ろバカ浜田」
「えーっ! ほんとに泣いてくれないのかよ?」
吼えるとしげしげと顔を近づけた浜田が残念そうに肩を落とした。
「でも顔すげえ赤っけーんだけど」
浜田が笑う。
やっぱり腹が立って顎に頭突きを食らわせてやったら、今度こそ結構ばっちり決まったみたいだった。
「ざまあみろ!」
ユニフォームと教科書を詰めた鞄を肩に掛けると、床に倒れ伏した浜田を残した泉は盛大に足音を踏み鳴らしながら退散した。
階下に響くだろうが知ったものか。下の住人に苦情でもなんでも言われてしまえばいい。
そう思うと、なんだか笑いがこみ上げて、一階に下りつく頃には体をくの字に曲げ、ひとしきり苦しいくらい笑った。
いつの間にかざらざらした気持は、嘘みたいに晴れて消えていた。
夏/投/列/島/薬/局/
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